2011年7月9日土曜日

ぜんそくの秘薬は小魚 印南部に伝来、効能は?

(2011年6月27日 共同通信社)

インド南部ハイデラバードに、ぜんそくを治すという、
生きた小魚を使った"秘薬"が、160年以上前から伝わっている。

ヒンズー教の聖人が処方箋を授けたとされ、今月7日から年に一度の
無料配布が始まり、会場には患者ら数千人が押し寄せた。
医師らは、「非科学的」と効能を疑問視するが、
実際に治ったという人からは「魔法の薬」と尊ばれている。

秘薬を代々受け継いでいるのは、
ヤシの樹液から酒をつくっているバティニ・ゴウド家。

164年前、先祖が聖人から、小魚に井戸水を使った黄色の液体を
口から注入し、生きたままのみ込むという"調薬"を教わった。
その際、液体の成分を決して他言せず、
秘薬は無料で患者に配るよう約束。

患者が、薬として丸ごとのみ込むイワシなどは2~3cm。
医師らは、「薬が効く、というのは思い込みにすぎない」と酷評、
人権団体も、「子供に無理やりのますべきではない」と厳しい。

8歳からぜんそくに悩まされていた元銀行員D・シブムルティさん(60)は、
2年前にこの薬で完治したと主張。
「自分の家族にも、予防のために服用するよう勧めた」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/6/27/138545/

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