2008年11月7日金曜日

環境に配慮した産地づくり探る 盛岡でシンポ

(岩手日報 11月3日)

県環境と共生する産地づくりシンポジウムは、
いわて県民情報交流センター(アイーナ)で開かれた。
消費者や生産者ら約90人が参加し、
環境に配慮した農業の在り方について理解を深めた。

農業者や消費者団体などでつくる県環境と
共生する産地づくり運動推進協議会の主催。

科学ジャーナリストの松永和紀さんが、「食卓の安全学」と題し基調講演。
松永さんは、「無農薬であれば安全と考えるのは間違い」と指摘し、
「食の安全、環境負荷軽減について多様な情報を収集し、
総合的に判断してほしい」と呼び掛けた。

一関市と平泉町、藤沢町の生産者で組織する、
いわい農産研究会の葛西信昭副会長が、
減農薬やGAP(農業生産工程管理手法)の取り組みなどを紹介。

葛西副会長は、「家庭などでの食育につながるような
環境保全型農業を進めたい」と主張。
同日は、優良団体の元村農業振興推進組合(滝沢村)、
いわい農産研究会を表彰。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081103_1

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