(共同通信社 2008年11月4日)
米大リーグのドジャースは、黒田博樹投手(33)が、
がん撲滅運動などの球団の慈善事業基金に
10万ドル(約980万円)を寄付したと発表。
両親をがんで亡くしている黒田投手は、
「この病気を撲滅する助けになりたい」。
2002年に母親の靖子さん、昨年8月に元南海の選手だった
父親の一博さんを、がんで亡くした。
自分を支えてくれた両親が、病床で苦しむ姿を見てきただけに
「がんで苦しむ家族を看病する大変さは、痛いほど分かる。
そういう人たちを元気づけたくて頑張ってきた」。
広島時代から、両親を亡くした施設の子どもたちを広島球場に招待してきた。
大リーグに移籍した今も、それは続いている。
「今の自分がいるのは、両親のおかげ。
こういう活動を続けることが、両親への恩返しになると思う」。
大リーグでは、慈善活動に熱心な選手にロベルト・クレメンテ賞を
贈りたたえるなど、社会貢献の意識が高い。
黒田投手の感謝の思いと活動は、日米で続いている。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=82416
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