(岩手日報 1月28日)
2010年の遠野物語発刊100周年を記念し、
元大学教授のロナルド・A・モース氏による英訳版「遠野物語」の発売が
遠野市内で始まった。
自身の約30年前の英訳本を全面的に見直し、約3年がかりで書き下ろした。
2月21日、同市で出版披露を兼ねたモース氏の記念講演会が開かれる。
モース氏は、1938年生まれ。現在は米ネバダ州ラスベガス在住。
米プリンストン大博士課程に学び、卒業論文のテーマは「柳田国男の研究」。
米国防総省、国務省などに勤務し、
カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)教授、麗澤大教授などを歴任。
同氏が訳した「英訳遠野物語」は、1975年に国際交流基金から出版、
遠野物語の発刊100周年に合わせて再翻訳。
昨年9月にアメリカで再発売。
2月21日、「英語で読む『遠野物語』」と題した同氏の講演会を開く。
同書はA5変型判、83ページで2800円。
遠野ふるさと公社が輸入し、遠野風の丘、遠野ふるさと村など
同公社の施設で販売中。
問い合わせは、遠野物語発刊100周年記念事業準備室。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090128_11
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