(東京オリンピック招致 2月4日)
2月7日(土)に開幕する
「2009年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・アイダホ」の
日本選手団の結団式が行われ、
アスリート61人、コーチ26人の計87人が活躍を誓った。
スペシャルオリンピックス(SO)は、知的発達障害のある人たちに、
さまざまなスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、
年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織。
大会は、1968年から始まり、現在では250万人のアスリートが
世界180カ国以上で活動を展開。
日本は、1995年のコネチカット大会が初参加。
今年は、アメリカ・アイダホ州のボイジで7~13日まで開催、
日本選手団はアルペンスキーをはじめとした7競技全てに参加。
結団式には、スペシャルオリンピック日本理事長であり、
東京オリンピック・パラリンピック招致委員会招致大使でもある有森裕子さんや、
シドニー、アテネ、北京と3大会連続でオリンピックに出場し、
東京オリンピック・パラリンピック招致委員会では岡山県ふるさと特使として
活動する為末大選手らが出席。
オリンピアンならではの熱いはなむけの言葉を贈った。
有森さんは、「選手たちは、ぜひこの素晴らしいチャンスをものにして、
日々、頑張ってきた一日一日を、素晴らしい会場で、素晴らしい人たちの
応援のもとで、自分の納得のいく形にして日本に持ち帰ってほしい。
私たちも彼らの頑張りを見て、生きる力につなげられたら・・・。そんな思いでいる」
為末選手は、「世界大会ともなれば、緊張は避けられない。僕も同じ。
でも、周りの選手たちもみんな緊張しているので、これまで頑張ってきたことを
思い出し、日ごろの練習の成果を出すことだけを考えればいい。
それが最後には一番の助けになる。オリンピックは楽しむことが一番!
存分に楽しんできてほしい」
谷川健次・東京都副知事東京オリンピック・パラリンピック招致委員会副会長は、
「東京都も、2016年オリンピック・パラリンピックの招致に向けて
頑張っているところ。
スペシャルオリンピックスとオリンピック・パラリンピックに
共通するのは“平和”。
一生懸命練習をしてきて、金メダルを取れればそれにこしたことはないが、
とれなかった場合でも勝った相手の努力を認め、
尊敬の念をもって握手を求めていく。
ここに平和の根源があるのではないか。
ぜひ、将来に残る思い出を作ってきてほしい」
高円宮妃殿下、細川佳代子スペシャルオリンピックス日本名誉会長、
2007ミス・ユニバース森理世さんらをゲストに迎え、司会は堀尾正明さん。
アスリートたちは、力強い決意表明で激励に応えるとともに、
世界の選手たちと交流するためのアスリートオリジナル名刺を、
谷川副知事から受け取った。
http://www.tokyo2016.or.jp/jp/news/2009/02/2009_2.html
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