(岩手日報 2月16日)
2016年開催の岩手国体に向け、全国トップレベルの選手を育てようと、
奥州市教委の「チャレンジジュニアアスリート」教室は、
奥州市の水沢総合体育館で開講。
基礎力を高めながら多くの競技を体験させ、種目との「出合い」を促す。
個々の特性に応じた専門家養成も視野に、
「奥州市版スーパーキッズ」の試みが動きだした。
県教委などが実施する運動能力テストで、
優れた成績を収めた市内の小学5、6年生31人が参加。
初回は、基礎力アップをテーマに、県体育協会の佐々木健次トレーナーから
柔軟性向上プログラムの指導を受けた。
児童は、片脚で立ち反対の脚をゆっくりけり上げるなどのトレーニングを体験。
全体に、太ももの裏の筋肉が硬いとの指摘を受けた。
佐々木トレーナーは、「選手に求められるのは、静止状態でなく、
試合など動きの中での柔軟性」
「人体は繊細で、手で触れることで一層力を発揮する。
試合や練習前は体に触れながら、筋肉が緩まないよう短時間のストレッチを
心掛けてほしい」と助言。
ソフトボールと水泳に打ち込む胆沢愛宕小6年の渡辺翔君は、
「新しく知ったことが多く新鮮だった。
一つでも多くのことを覚えて、練習に取り入れたい」と張り切る。
08年度は全3回講座で2、3回目は陸上と卓球をテーマに行う。
来年度は、回数や種目などを拡充、児童と競技との出合いの幅を広げる。
市教委は、08年度にスポーツ日本一支援推進室を新設。
卓球、バドミントン、サッカーを柱に全国レベルの選手、指導者育成を目指す。
種目別協会と連携したスペシャリスト養成も進める。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090216_10
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