2009年2月21日土曜日

日本一の選手目指せ 岩手国体へ奥州市が教室開講

(岩手日報 2月16日)

2016年開催の岩手国体に向け、全国トップレベルの選手を育てようと、
奥州市教委の「チャレンジジュニアアスリート」教室は、
奥州市の水沢総合体育館で開講。
基礎力を高めながら多くの競技を体験させ、種目との「出合い」を促す。

個々の特性に応じた専門家養成も視野に、
「奥州市版スーパーキッズ」の試みが動きだした。

県教委などが実施する運動能力テストで、
優れた成績を収めた市内の小学5、6年生31人が参加。

初回は、基礎力アップをテーマに、県体育協会の佐々木健次トレーナーから
柔軟性向上プログラムの指導を受けた。
児童は、片脚で立ち反対の脚をゆっくりけり上げるなどのトレーニングを体験。
全体に、太ももの裏の筋肉が硬いとの指摘を受けた。

佐々木トレーナーは、「選手に求められるのは、静止状態でなく、
試合など動きの中での柔軟性」
「人体は繊細で、手で触れることで一層力を発揮する。
試合や練習前は体に触れながら、筋肉が緩まないよう短時間のストレッチを
心掛けてほしい」と助言。

ソフトボールと水泳に打ち込む胆沢愛宕小6年の渡辺翔君は、
「新しく知ったことが多く新鮮だった。
一つでも多くのことを覚えて、練習に取り入れたい」と張り切る。

08年度は全3回講座で2、3回目は陸上と卓球をテーマに行う。
来年度は、回数や種目などを拡充、児童と競技との出合いの幅を広げる。

市教委は、08年度にスポーツ日本一支援推進室を新設。
卓球、バドミントン、サッカーを柱に全国レベルの選手、指導者育成を目指す。
種目別協会と連携したスペシャリスト養成も進める。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090216_10

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