2009年8月7日金曜日

アンジェリーナ・ジョリーさん、イラク避難民キャンプを訪問

(CNN 7月24日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務める
米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、
イラクの首都バグダッド郊外に設けられた避難民キャンプを訪問。

キャンプには、宗派間抗争などで家を追われた
イラク人約2万人が暮らしている。
ジョリーさんが、同国を訪れるのは3度目。

昨年2月に比べ、避難民の環境に多少の改善がみられる一方、
「生活必需品はすべて不足。
水道の供給もようやく始まったばかり。
人々はれんがで手作りした建物の中で、土の上に寝ている。
ここには雇用機会もない」と指摘。

ジョリーさんは、米軍戦闘部隊がイラクの都市部から撤退した
今こそが「最も重要な時期」だと強調。

「ほかにも多くのことがニュースの見出しを飾っているけれど、
『では次へ行こう』という気持ちになってはいけない。
ここでは、今も罪のない家族が避難生活を強いられ、
たくさんの米軍兵が戦いを続け、これまでに多くの国の人々が
犠牲になってきた。
今こそ前向きの変化を起こさなければ」

次に訪れる時までに、避難民がUNHCRの支援で
自分たちの土地に家を建て、そこで暮らしていることを願う、と述べ、
資金不足の問題にも言及。

「今年のUNHCRの資金は、必要な額の半分。
すべての住まいを建設するのに、十分な支援が得られていない」と、
国際社会の協力を求めた。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200907240021.html

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