2010年2月15日月曜日

認知症予防、青魚で効果 島根大グループが実証

(2010年2月3日 毎日新聞社)

青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)や
EPA(エイコサペンタエン酸)を毎日食べ続けることで、
認知症予防に効果があることを、
島根大医学部の橋本道男准教授(脂質栄養学)のグループが、
高齢者108人に行った試験で実証。

100人規模の高齢者を対象に、実際に毎日食物として
食べさせるなどする「介入試験」で効果を実証したのは国内初。
米国・ハワイで開催の国際アルツハイマー病会議で発表。
島根県立大などと共同で実施。

同県在住で、65歳以上の健常な高齢者108人(平均年齢73歳)を、
二つのグループに分け、一方にDHA850mg、EPA200mgを含む
魚肉ソーセージ、もう一方にいずれもほとんど含まない
魚肉ソーセージを1年間、毎日2本ずつ食べさせた。

一度見た図形を模写するテストや、あらかじめ決められた
ルールに沿って、指を動かすテストを行ったところ、
DHA入りを食べていたグループは成績が改善、
短期記憶や運動能力などの機能低下が抑制。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/2/3/115475/

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