(2010年4月19日 共同通信社)
福島県は、医療サービスと観光を組み合わせた
「医療観光」のモニターツアーを企画、
招待された中国上海市の一行が、郡山市の病院で
最新のがん検診を体験。
健康意識が高まっている中国の富裕層を、県内に呼び込む狙い、
県は参加者らの意見を参考に商品化を後押し。
ツアーは、15日から3泊4日の日程、
上海市の医療や経済界、旅行会社などから7人が参加。
検診のほか、推定千年以上の樹齢を誇る福島県三春町の
「滝桜」や、会津若松市の若松城(鶴ケ城)観光などを盛り込んだ。
16日の検診は、郡山市の総合南東北病院の関連施設で行われ、
一行のうち3人が約5時間にわたり、がんの早期発見に有効とされる
陽電子放射断層撮影装置(PET)や
磁気共鳴画像装置(MRI)検査などを受けた。
会社経営の40代女性は、検診後「非常に満足した。
院内も五つ星ホテルのようにきれい」と笑顔。
立ち会った上海市の浦南医院医師も、
「日本のように、ゆったり検診を受けられるのはとても良い」
県によると、総合南東北病院と浦南医院は提携、
今回の検査結果は帰国後、中国人医師が説明する。
治療が必要な場合でも、スムーズに処置できる。
県観光交流課の担当者は、「期待半分、不安半分だが、
中国の人を満足させられるようなツアーにしたい」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/4/19/119165/
0 件のコメント:
コメントを投稿