2010年4月21日水曜日

再造林で岩泉町と提携 NPO法人クリーン・プリント

(岩手日報 4月17日)

東京のNPO法人クリーン・プリント(阿部野耕一理事長)は、
岩泉町と森林支援活動の提携を結んだ。
今後約40年間、同町内の森林で再造林事業を支援。
積極的な森林政策を展開する同町と連携、
持続的な環境保全活動の輪を広げる。

調印式で、阿部野理事長と伊達勝身町長が署名を交わした。
活動計画によると、同町上有芸地区の町有林(2ヘクタール)で、
同法人がスギの植栽から伐採まで、約40年間の活動を支援。

同法人が負担する事業費は、200万円。
メンバーらが刈り払いなどの作業を行い、
町も作業やイベントなどを支援。

同法人は、印刷・デザイン業界の有志が印刷物の無駄な紙を減らし、
CO2削減に貢献することを目的に、2008年8月設立。
環境に優しい印刷を象徴する「クリーン・プリント」マークの
普及などを行っている。

植林事業を検討する中、適切に管理された森林を認定する
森林管理協議会(FSC、本部ドイツ)の森林認証に取り組むなど、
積極的な森林政策を行っている同町に着目、支援を決めた。

阿部野理事長は、「下草刈りなど、山に親しむ活動をイベントとして行い、
息の長い事業にする」、
伊達町長は、「森林には、新しい価値が生まれている。
その存在意義を、子どもたちに教えていきたい」

http://www.iwate-np.co.jp/economy/e201004/e1004171.html

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