2010年5月17日月曜日

ビクトリアに盛岡市民100人訪問へ 姉妹都市25周年

(岩手日報 5月12日)

カナダ・ビクトリア市との姉妹都市締結25周年を記念した
盛岡の市民訪問団約100人が、22~27日まで同市を訪れる。

ハンギングバスケットで彩る同市のまちづくりを
参考にしている盛岡市。
訪問団は、現地の商工会議所と新たな観光振興や
市街地活性化について意見交換、
「ビクトリアデー」のパレードに参加、さんさ踊りを披露。
盛岡市出身の新渡戸稲造(1862~1933年)が
縁で結ばれた両市の友好を深める。

両市は、新渡戸が国際会議後に立ち寄ったビクトリア市で
亡くなったことが縁で、1985年に姉妹都市協定を締結。

盛岡側は6回訪問。
ビクトリア側は7回来県、市長がチャグチャグ馬コに
参加するなど、交流が続いている。

今回の訪問は、姉妹都市締結25周年記念事業実行委
(田口良一委員長)が企画。
谷藤裕明市長、阿部正樹盛岡商工会議所観光委員会委員長
(IBC岩手放送社長)、盛岡さんさ踊り実行委のメンバー、
一般市民らが参加。

現地では、新渡戸が亡くなった病院の見学や記念植樹、
商工会議所との意見交換などを予定。
英国風の街並みが広がり、年間約400万人が訪れる同市は、
市街地の州立博物館や州議会議事堂を中心に、
観光客の回遊性を高める取り組み、
今後の観光振興の参考に。

盛岡商工会議所の津軽石芳昭地域活性化支援チームリーダーは、
「盛岡の観光事情を説明し、意見を聞きたい。
両市は共通点があり、参考になることが多いと思う」

24日はビクトリアデー、英国のビクトリア女王(1819~1901年)の
誕生日を祝うカナダの祝日。
国内外の100団体以上が参加、華やかなパレードが行われる。
訪問団も、さんさ踊りを披露し、両市の友好をアピール。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100512_13

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