(2010年5月12日 読売新聞)
認知症患者やその家族を支える県内の「認知症サポーター」が、
5万9385人、人口比率で全国1位。
蒲島知事が掲げた「任期中(2012年3月まで)に5万人」という
目標を大幅に前倒しして達成。
知事は、「新たに10万人を目標とし、養成の輪を広げ、
認知症への県民の理解を深めていきたい」
サポーター養成事業は、認知症になっても安心して暮らせる
社会づくりを目的に、厚生労働省が2005年度から展開、
県内では06年度から取り組みが始まった。
知事自身も、08年8月にサポーターになったことを機に、
受講者が急増。
県も、認知症対策・地域ケア推進課を設置、
市町村とともに積極的に支援。
サポーター数の人口比が全国23位と低迷していた県は、
09年12月までに2位、10年3月には人口100人あたり3・28人
(全国平均1・23人)とトップに。
市町村別では、山都町の11・58人がトップ、
山鹿市(10・23人)、御船町(8・62人)と続く。
県内の65歳以上の高齢者は、46万3291人(09年10月現在)。
約5万人が認知症患者、今後5年間で更に1万人増えると見込む。
県は、「認知症の問題は、地域全体で考えることが重要。
認知症になっても、暮らしやすい地域づくりのため、
サポーター受講を呼びかけていきたい」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/5/12/120085/
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