(2010年5月12日 共同通信社)
インドで70年以上、食べ物も水もとらずに生き続けている
とされる、ヨガ聖人の身体のメカニズムを解明しようと、
同国国防省が調査に乗り出した。
インド紙ヒンズーなどが11日までに報じた。
聖人は、プララド・ジャニさん(82)。
ジャニさんの断食を、「いんちき」とする報道もあるが、
国防省は謎が解明できれば、飲食なしに
兵士が生き延びる方法などに応用できると期待。
ジャニさんは、西部グジャラート州の病院に4月下旬から
国防省の調査のため、15日間入院。
約30人の特別医師団が、24時間態勢で観察、
ジャニさんはこの間、一滴の水も飲まず、トイレにも行かなかった。
さまざまな検査をしたが、身体の異常も見つからなかった。
医師団は、「日光をエネルギー源にしているのでは」と
仮説を披露、検査結果に驚くばかりで、
神秘の解明にはまだ時間がかかる。
ジャニさんは8歳の時、目の前に現れたヒンズー教の女神に
舌を触られて以来、食欲を失い、食物をとらないでも
生きていられるようになった。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/5/12/120108/
0 件のコメント:
コメントを投稿