2010年5月20日木曜日

本県ファン着々増加 岩手大シニアカレッジ8月開講

(岩手日報 5月11日)

交流型・滞在型生涯学習事業「岩手大シニアカレッジ」
(同大主催)は、8月31日~9月6日までの1週間、
盛岡市の同大などで開かれる。

「遠野物語」発刊100周年の今年は、
遠野市に1泊してのフィールドワークを行う。
「卒業生」は、同窓会を組織し、交流するなど
カレッジは多くの岩手ファンを増やしている。

今年のプログラムは、遠野がメーンテーマ。
宮沢賢治や石川啄木、国連教育科学文化機関(ユネスコ)
無形文化遺産に登録された早池峰神楽のほか、
農業や食、環境など幅広く岩手について知識を深める。
岩手大の学生が参加する交流パーティーもある。

シニアカレッジは、同大とJTBが2007年度にスタート。
これまで3回開催、県内外の延べ165人が参加。
JTBは事業から撤退したが、岩手大は生涯学習の場を
提供し続けたいと、単独で開催。
50歳以上だった参加対象年齢も、制限をなくした。

カレッジ参加者は、08年、「岩手大シニアカレッジ同窓会」設立。
会員82人が、年1回の研修旅行などで交流を深めている。

会長の佐藤定美さん(62)は、「平泉や遠野など、
岩手に住んでいても知らなかったことを勉強できる。
いろいろな分野で活躍してきた、全国の仲間と交流できるのも魅力」

同大地域連携推進センターの早川浩之地域連携担当専門員は、
「岩手について、深く知ってほしい。
岩手ファンを増やしたい」と参加を呼び掛ける。

受講料は、7万円(遠野分の1泊1食込み)。
宿泊費、オプショナルツアー参加費などは含まない。
同センター内シニアカレッジ事務局(019・621・6492)。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100511_5

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