2008年10月6日月曜日

「迷路の近道、菌でも探せる」中垣氏らにイグ・ノーベル賞

(読売 10月3日)

ノーベル賞をもじって、ユーモアあふれる研究に贈られる
「イグ・ノーベル賞」の授賞式が2日、米ハーバード大で行われ、
単細胞生物の真正粘菌が迷路の最短経路を見つけることを発見した
中垣俊之・北海道大准教授ら6人に、
今年の「認知科学賞」が贈られた。

中垣准教授らは、真正粘菌が迷路全体に広がった後、
エサを迷路の入り口と出口に与える実験を行った。
粘菌は、最短経路以外に広がっていた部分を次第に縮小し、
最後は1本の管状になって両端でエサを食べる最も効率的な形に。
「脳も神経もない原始的生物でも、高度な情報処理機能をもつ」として
8年前、英科学誌ネイチャーに発表。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081003-OYT1T00264.htm

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