2008年10月7日火曜日

16年五輪招致:開催都市決定まで1年…東京でイベント

(毎日 10月2日)

東京都が立候補している2016年夏季五輪・パラリンピックの
開催都市決定まで、あと1年となった2日、
東京ミッドタウンで1年前イベントが開かれた。
北京五輪ソフトボール金メダルメンバーの山田恵里(日立ソフトウェア)、
柔道金メダルの内柴正人(旭化成)、北京パラリンピック競泳金メダルの
鈴木孝幸(静岡)ら選手や、石原慎太郎・東京都知事が出席。
東京五輪招致への理解や協力を呼びかけた。

東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の河野一郎事務総長が会見し、
8月の北京五輪期間中に国際オリンピック委員会(IOC)委員らへ
向けて行ったPR活動について報告。
「コンパクトな計画や安心、安全、信頼の面で東京の評価は高い。
いい意味での確信を持った」と自信をのぞかせた。

招致委は今後、国内外での招致活動の中で、五輪開催を契機とした
環境問題改善や高齢化に対応した都市再生推進、
経済効果や観光等の活性化など、
スポーツ以外の面での開催意義も訴えて行く方針。
国内では、他の立候補都市に比べて低い市民の支持率向上も図る。
河野事務総長は、「広い視点からメリットを語り、
スポーツ界だけが五輪をやりたがっているという誤解を解きたい」

16年五輪招致には東京、シカゴ(米国)、マドリード(スペイン)、
リオデジャネイロ(ブラジル)の4都市が立候補。
来年2月12日までに、開催計画などを盛り込んだ立候補ファイルを
IOCへ提出し、4~5月にはIOC評価委員会による現地調査を受ける。

開催都市を決めるIOC委員の投票は来年10月2日、
コペンハーゲンで開かれるIOC総会で行われる。

http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20081003k0000m050052000c.html

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