(岩手日報 11月12日)
北上市の運動能力育成教室「カケッコーズ」を主宰する阿部丈二さん(36)は、
よつんばいバック走や立位体前屈、1分間走など6つの検定項目を
点数化して個人の運動レベルを判定する「カケッコ検定」を、
28日と12月5日に同市で実施。
「どこでもやっていない初の試みではないか」(阿部さん)というユニーク検定が、
県内外への広がりを目指し走りだす。
検定は、小学1年生以上が対象。
教室独自の動作基準で運動レベルを自己管理したり、
スピードや柔軟性、正確性などコントロール能力を向上させる目的。
検定項目は、
①うつぶせからの変型スタート
②よつんばいバック走
③立位体前屈
④グーチョキパージャンプ
⑤ミニハードルドリル
⑥1分間走―の6項目。
例えば①は、反応、動き始め、走る動作を素早く行うことができるかを見る。
②は、腕と脚のサイクル・全身運動が行われリズムよく進むことができるか、
③は、背面部の柔軟性測定―
など走る際に必要な基本の到達度合いにポイントをつける。
点数化することで、一人一人の課題も浮き彫りに。
阿部さんは、「走れる子でも体が硬い面が見受けられ、
柔軟性を増せばストライドが広がってもっと速くなる。
体力測定のようなもので、総合的なバランスをポイント化してみようと思った」、
年3回程度の実施を予定。
さらに県内外にも広げる考え。
検定は28日、12月5日の両日とも午後5時半~7時。
募集はそれぞれ30人限定で、参加料1000円(カケッコーズ受講者は500円)。
場所は、北上市相去町の北上総合運動公園陸上競技場室内走路で行う。
申し込みは、カケッコーズ活動時(木曜日午後6時―7時、同陸上競技場)か
アイガースポーツ江釣子店(午前10時―午後6時)で。
締め切りは17日。
問い合わせは、阿部さん(090・6222・1418)。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081112_14
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