2008年11月12日水曜日

遺伝子変えて「酒豪マウス」 アルコール依存解明の一端

(朝日 2008年11月9日)

細胞で、カリウムの濃度調整にかかわっているたんぱく質の
働きを抑えると、マウスが「酒飲み」になってしまうことがわかった。
米マサチューセッツ大学グループが米科学アカデミー紀要(電子版)で発表。
アルコール依存症の仕組みの一端を解明する成果として注目。

グループは、ヒトの細胞を使った実験で、
神経や血管などの細胞膜でカリウムの濃度を調整する
「BKチャネル」というたんぱく質が働くと、
アルコール(エタノール)の影響を受けやすくなる。

BKチャネルの一部を働かなくした遺伝子改変マウスを作り、
ふつうのマウスと比べてみた。
おなかにエタノールを注射して、5~15分間の行動を観察すると、
遺伝子改変マウスは5分後では動きが鈍るものの、10分後はやや回復。
4日後の実験では、10分後には完全に回復するという、
酒に強いマウスになっていた。

ふつうのマウスは動きが鈍り、15分後でもいわゆる「酔った」状態に。
4日後に同じ実験をしても、結果は変わらなかった。

http://www.asahi.com/science/update/1109/TKY200811080180.html

0 件のコメント: