2008年11月13日木曜日

山崎直子さん初のシャトル搭乗決定

(サイエンスポータル 2008年11月11日)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米航空宇宙局(NASA)は、
国際宇宙ステーションの組み立てを目的とする米スペースシャトル飛行に、
山崎直子・宇宙飛行士を搭乗させることを決めた。
山崎宇宙飛行士の飛行は、シャトル「アトランティス」により
2010年2月11日以降に予定。

実験ラックやクルー備品など補給物質を積んだ多目的補給モジュールを
国際宇宙ステーションまで運び、欧州宇宙機関(ESA)のぺイロードなど
回収物質を多目的補給モジュールに積んで持ち帰るのが任務。
2週間の飛行期間中、山崎宇宙飛行士の具体的役割はまだ確定していないが、
ロボットアーム操作作業なども考えられる。

その時点で国際宇宙ステーションには、野口聡一・宇宙飛行士が
6人の滞在要員の1人として日本の実験棟「きぼう」を初めとする
各施設のシステム運用、科学実験などに従事している予定。

山崎宇宙飛行士は、千葉県松戸市生まれ。
1993年東京大学工学部航空学科卒業、
96年東京大学大学院工学系航空宇宙工学専攻修士課程修了、
宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)入社、
2001年宇宙開発事業団の宇宙飛行士に認定、
06年2月にNASAのミッションスペシャリストにも認定。
今回が、初の宇宙飛行となる。

http://www.scienceportal.jp/news/daily/0811/0811112.html

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