2008年12月16日火曜日

夢や空想まで映像化?脳血流パターンから画像再現に成功

(読売 12月11日)

人が見た文字や図形を脳から読み取り、画像化する技術を、
国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)などが開発。
11日付の米科学誌ニューロンに発表。

将来、睡眠中の夢や、頭の中で空想した内容などを、
映像にできる可能性がある。
人が目で見たものは、網膜で電気信号に変換され、
大脳の視覚野で映像化される。

同研究所の神谷之康・神経情報学研究室長らは、
100個のマス目に白と黒のモザイク模様が並ぶ画像400枚を被験者に見せ、
脳の活動(血流の変化)を、機能的磁気共鳴画像(fMRI)という装置で計測。

そのデータをコンピューターで分析し、脳の血流変化のパターンから、
見たマス目が白だったか黒だったかを類推する技術を編み出した。

この方法を用いて、アルファベットや図形を見せた人の脳から読み取った
情報を基に、元の文字や図形を再現することに成功。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081211-OYT1T00018.htm

0 件のコメント: