2008年12月7日日曜日

米の犯罪発生率、最悪はニューオーリンズと 出版社調査

(CNN 11月25日)

全米の都市で最も犯罪発生率が高いのは、
ルイジアナ州ニューオーリンズだと、米出版社CQプレスが発表。
逆に、最も低かったのはニューヨーク州ラマポ

CQプレスは、米連邦捜査局(FBI)がまとめた2007年の統計結果を基に、
人口7万5000人以上の397都市と、356都市圏について、犯罪発生率を調査。

その結果、人口約25万人のニューオーリンズでは、
209件の殺人を含めて、1万9000を超える犯罪が発生。
殺人事件数は、人口10万人あたり94.7件に達し、
全米平均の5.6件を大きく上回った。

ニューオーリンズは2005年夏、大型ハリケーン「カトリーナ」が直撃して
甚大な被害を受け、人口が減少、犯罪率が上昇。

ニューオーリンズに次いで犯罪発生数が多かった都市は、
ニュージャージー州カムデン。
ミシガン州デトロイト、ミズーリ州セントルイス、カリフォルニア州オークランド。

犯罪発生件数が少なかったニューヨーク州ラマポでは、
人口約11万3000人で、年間犯罪発生数が688件。殺人事件はゼロ。
カリフォルニア州ミッション・ビエホ、ミズーリ州オーファロン、
マサチューセッツ州ニュートン、ニュージャージー州ブリック・タウンシップなど、
大都市の郊外都市で、犯罪発生数が少なかった。

都市圏で見ると、犯罪発生数が最も多かったのは
アーカンソー州パイン・グラフ。テネシー州メンフィス、ニューオーリンズ。
少なかった都市圏は、ユタ州ソルトレークシティの北ローガンで、
ペンシルベニア州ステート・カレッジ、ニューヨーク州イサカ。

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811250024.html

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