2009年8月19日水曜日

環境対応車生産に弾み 関東自工岩手工場

(岩手日報 8月19日)

トヨタ自動車は、関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)で
生産しているコンパクト車「ベルタ」を一部改良し、
全国のトヨペット店、トヨタカローラ店を通じて発売を始めた。

一部改良で燃費が向上し、環境対応車普及促進税制(エコカー減税)
の減税幅は、50%から75%に拡大。
同工場は、17日からベルタの生産ラインを約半年ぶりに
「昼勤務」から「昼夜勤務」に戻し、生産回復に弾みがつきそう。

ベルタの2WD車のエンジンなどの制御を改良。
1リットル当たりの燃費は、1リットルエンジン搭載車で
従来比0・5キロ向上し22・5キロ、1・3リットルエンジン搭載車で
0・4キロ向上し20キロ。

4月から施行のエコカー減税で、自動車取得税と自動車重量税の
減税幅は、従来の50%減税から75%減税に。

トヨタの全58車種(商用車含む)のうち、75%減税対象は8車種、
100%減税対象はハイブリッド車(HV)のプリウスなど4車種。
同社は、「今後も順次、燃費を向上し、環境対応車普及促進税制
による減税対象車ならびに減税幅を拡大していく」

トヨタ車開発・製造の関東自動車工業の岩手工場は、
従業員約2200人。
大きく分けてオーリス、カローラルミオンなど4車種を生産。

http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200908/e0908191.html

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