(日経ヘルス 8月6日)
科学的裏づけに基づくアンチエイジングのアプローチに、
もっとも高い関心を示しているのが、40代以降の女性消費者。
この世代の女性は、加齢に伴う女性ホルモンの減少などによる
皮膚の衰えや、体調の変化を顕著に自覚。
化粧品を使用してきた長年の経験から、
機能性や安全性に対する要求水準が高く、
科学的エビデンスを重視する傾向が強い。
「エイジング(老化)に対するケア」は、これまでの人生において
実践・経験したことがなく、避けることができない「老い」に対し、
漫然とした不安を抱えている。
アンチエイジングを標榜する製品・サービスを求める傾向が強く、
コスメシューティカル市場成長の原動力。
40歳前後の独身女性や子供のいない共働き夫婦といった
可処分所得の高い消費者、ファッション感度の高いシニア層は、
美容関連の消費意欲が旺盛で、彼らの購買意欲を刺激する
マーケティング活動や製品開発・上市に力を入れる
企業が増えてきている。
国内の化粧品の95%に原料を供給しているという
一丸ファルコスは、「5年位前から、アンチエイジングを
キーワードにした製品開発が、化粧品メーカーの間で盛んに。
成分開発においても、これまで以上に機能性に関する
エビデンスが求められるようになった」
実際、各メーカーが力を入れている機能性化粧品を見ると、
独自の有効成分を開発・配合し、美白や抗シワなど、
アンチエイジング効果を標榜した商品が増えている。
http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20090806/103669/
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