2009年8月22日土曜日

よく遊び、寝る子に自尊感 福岡県が小中生1万人調査

(2009年8月19日 共同通信社)

外でよく遊び、早く就寝する子どもは、
自分に価値があると感じる「自尊感情」が高い傾向にあることが、
福岡県が小中学生約1万3千人に行った調査で分かった。

自尊感情と生活実態の関係についての大規模な調査はめずらしく、
専門家は、「夢をもって、前向きに生きるために必要な自尊感情が、
生活習慣や遊びの中で育つことが裏付けられた」

福岡県は、県内の小学4年と6年、中学2年と3年を対象に
「何をやっても失敗するのではないかと思う」、
「友達と同じくらいいろいろなことができる」など、
10項目の設問で自尊感情を評価、併せて普段の生活を調べた。

その結果、小学生では外で1時間以上遊ぶ児童の42%が
自尊感情が高いとされたのに対し、
1時間未満しか遊ばない子では29%。
同様に、午後10時までに就寝する児童では45%、
夜更かしをする児童では34%。中学生も同じ傾向。

福岡教育大の横山正幸名誉教授(発達心理学)は、
「自分の体や生活を大事にしないと、自尊感情は育たない。
外で遊び、規則正しい生活を送ることが大切だ」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/8/19/105970/

0 件のコメント: