(2009年8月19日 共同通信社)
外でよく遊び、早く就寝する子どもは、
自分に価値があると感じる「自尊感情」が高い傾向にあることが、
福岡県が小中学生約1万3千人に行った調査で分かった。
自尊感情と生活実態の関係についての大規模な調査はめずらしく、
専門家は、「夢をもって、前向きに生きるために必要な自尊感情が、
生活習慣や遊びの中で育つことが裏付けられた」
福岡県は、県内の小学4年と6年、中学2年と3年を対象に
「何をやっても失敗するのではないかと思う」、
「友達と同じくらいいろいろなことができる」など、
10項目の設問で自尊感情を評価、併せて普段の生活を調べた。
その結果、小学生では外で1時間以上遊ぶ児童の42%が
自尊感情が高いとされたのに対し、
1時間未満しか遊ばない子では29%。
同様に、午後10時までに就寝する児童では45%、
夜更かしをする児童では34%。中学生も同じ傾向。
福岡教育大の横山正幸名誉教授(発達心理学)は、
「自分の体や生活を大事にしないと、自尊感情は育たない。
外で遊び、規則正しい生活を送ることが大切だ」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/8/19/105970/
0 件のコメント:
コメントを投稿