2009年11月26日木曜日

大量飲酒への対応必要 自殺予防で政府白書

(2009年11月17日 共同通信社)

政府は、「2009年版自殺対策白書」を決定。
自殺予防のための基礎調査結果を掲載し、
「働き盛りの中高年男性の自殺予防には、
うつ病対策だけでは不十分で、
大量飲酒などアルコール問題への対応が必要」と提言。


自殺の現状について、警察庁が既に発表した統計などを再掲。
自殺者数は、08年まで11年間連続で3万人超。

調査では、アルコール問題を抱えた自殺既遂者の特徴として、
(1)仕事を持つ40~50代の男性が多い、
(2)「最後の行動」に及ぶ際、飲酒している者が少なくなく、
酩酊によって判断力の低下や衝動性が強まった可能性、
(3)死亡前1年以内にアルコールで健康や仕事に支障を来した-など。

08年前半、硫化水素ガスを発生させた自殺が多数発生した
事態を受け、報道とのかかわりを調査。
同年4、5月の自殺者数の増加と新聞やテレビでの露出は比例。
インターネットのサイト上に書かれた硫化水素の発生方法が
急速に広まったのは、報道が要因との観点から調査。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/11/17/111331/

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