(CNN 1月13日)
インド北部ウッタルプラデシュ州北部ハリドワールを流れる
ガンジス川で14日から、ヒンドゥー教の水がめ祭
「クンブ・メーラー」が始まる。
数百万人の巡礼客が訪れて水を浴び、体を清める祭り、
ガンジス川の汚染が懸念。
クンブ・メーラーを前に州政府は、祭の注意事項を伝える
一面広告を掲載。
水質汚染の原因となる洗剤や石けんを使わないよう通告。
分解されずにゴミとなるポリエチレンやプラスティック製品を
流さないよう警告。
環境保護団体など、汚染の拡大を懸念。
インドの中央公害管理委員会によれば、ガンジス川の有機物濃度や
細菌汚染は深刻な状態。
ガンジス川は、聖なる大河として、インドの人々の生活や人生に
大きくかかわっている。
沐浴する人が集まるだけではなく、
生活用水として使われ、遺灰も流される。
水質汚染問題は、かなり以前から問題化。
インド政府は、1985年から水質浄化にむけ対策を実施。
現在ではインドの20州で、支流なども含めて38の河川で
浄化計画が進んでおり、2020年までには
水質汚染問題を解決する。
現実的問題解決にはほど遠く、環境保護団体などは
計画は失敗していると指摘。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN201001130022.html
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