2010年2月1日月曜日

サッカーW杯でHIV感染拡大の恐れ、対策は売春の合法化

(CNN 1月8日)

サッカーW杯が約半年後に迫る南アフリカは、
世界で最もHIV感染率が高い国で、W杯開催期間中に
HIV感染拡大の恐れがあると懸念。
同国で、売春婦を支援をする団体が、違法となっている売春を
合法化することで、感染拡大が防げると主張。

南アフリカのHIV感染者は推定570万人、
感染率は世界で最も高い。
米ミシガン大学が2005年に実施した調査では、
最大都市ヨハネスブルクで、性産業に従事する女性の46%が、
HIV感染者。

ケープタウンに本拠を置いて、売春婦の教育支援などを行う
SWEATの代表、エリック・ハーパーさんは、
「需要があるところに供給が生まれると」して、
世界中から集まったサッカーファンが売春婦などと関係を持ち、
新たなHIV感染者が増える恐れを指摘。

南アでは現在、売春が違法となっており、性産業従事者は
隠れた状態で仕事をしている状態。

ハーパーさんは、感染拡大を防ぐため、売春を合法化して
性産業従事者におけるHIV感染状況を正確に把握し、
適切な教育を徹底することが近道だと強調。

2006年大会が開かれたドイツでは、売春は合法、
大きな社会問題とはならなかった。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN201001080020.html

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