(2010年3月10日 共同通信社)
身体にぴったりフィットする機能性アンダーウエアは、
多くのメーカーが販売、スポーツウエアとしてすっかり定着。
ゴールドウインが、昨年発売した「C3fit(シースリーフィット)」は、
タイツタイプの2品目が「血行を促進する」として、
このジャンルで初めて厚生労働省の一般医療機器の認定を取得。
今年3月までの販売目標を、昨年末に達成する好調な売れ行き。
「これまでテニス、登山、ランニングなど、さまざまな種目ごとに
技術や商品企画などのノウハウを培ってきた。
この資産に横ぐしを刺そうというのが、開発の原点だった」
どんなスポーツでも使えるものとなると、アンダーウエア。
後発メーカーだけに、「スポーツに使うだけでなく、
日常の立ち仕事で疲れにくく、海外旅行で飛行機に
長時間乗ったとき、脚がむくみにくいなど、
新しい機能を付け加えようと考えた」
血液の循環を高めるため、「足首に最も強く圧力をかけ、
心臓に向かって徐々に締め付ける力を弱めていく、
微妙なバランスが難しかった」
生地の工夫や立体的な縫製など、1年半にわたって試作を続けた。
肌触りにもこだわり、女性の肌着に使われる糸を素材に織り込んだ。
「狙い通り、他社製品に比べ女性のユーザーが多い」と手応え。
東京都出身。42歳。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/10/117159/
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