2010年4月5日月曜日

メタボの子はメタボ、メタボの孫もメタボ?!

(日経ヘルス 3月24日)

食事による過剰なエネルギー摂取は、
肥満を引き起こす主な要因の一つ。

そんな食生活を続けていると、遺伝子の発現を介して
子や孫の健康にまで影響を与えることが、
マウスを使った研究で明らか。

正常なマウスに、3世代を通じて食事の条件
(「普通食」、普通食より20%ほどカロリーの高い「高カロリー食」)
を変えることで、3グループを編成。
3世代目のマウスの健康状態を、
生活習慣病に深く関わる数値を分析して比較。

(1)1世代目、2世代目、3世代目のすべてが高カロリー食、
(2)1世代目は正常食、2世代目と3世代目が高カロリー食、
(3)1世代目と2世代目は正常食、3世代目のみ高カロリー食の
3グループ。
1世代目、2世代目は、オス・メスとも同じ食事条件。

その結果、(1)の3世代とも、高カロリー食の3世代目のマウスは、
他の2グループの3世代目のマウスに比べ、
メタボリック・シンドロームを発症しやすく、重症化しやすい。

東北大学大学院農学研究科の都築毅准教授は、
「(1)と(2)を比べ、内臓脂肪の重量が同じように増えていても
その内容が違っており、3世代続けて高カロリー食を続けた(1)では、
内臓脂肪細胞の数が少なく、その分一つ一つが大きく肥大化。

脂肪細胞は、細胞分裂が活発に行われ、どんどん数が増えている
間は問題を起こさないが、(1)のマウスのように細胞分裂が止まって
肥大化すると、脂肪細胞からは遊離脂肪酸や炎症を引き起こす
サイトカインなどが放出、メタボリック・シンドロームを悪化」

「普段の食事の履歴が体に残り、子や孫の世代にも
影響を与えることが明らかにできた。
生涯を通じて、食育が重要であることの根拠に

http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20100324/106412/

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