2010年8月5日木曜日

親子が集う広場できた 陸前高田に26日開設

(岩手日報 7月26日)

気仙地域子育て支援ネットワークWa―I(わーい)
=伊藤昌子代表、会員8人=は、陸前高田市に、
「おやこの広場『きらりんきっず』」を開設。
乳幼児と親が集う交流の場として開放し、
互いに支え合う育児を後押しする。

同市の中心商店街の空き店舗を活用した施設は、
プレイルーム(62平方メートル)やトイレなどを備える。
開所日は毎週月、水、木曜の午前10時~午後3時、スタッフが常駐。
市の委託事業として、補助を受けて運営に当たる。

開設に当たって、県立大社会福祉学部の山本克彦准教授らの
支援を受けた。
山本准教授は、「親子が集う場ができれば、おのずと対話が生まれる。
そこで浮かび上がったニーズに柔軟に対応していってほしい」と助言。

同ネットワークは、2006年7月設立。
昨年、同市社会福祉協議会と合同で行ったアンケートでも、
親子の居場所が最も求められていることが分かった。

伊藤代表は、「悩みながら、子育てしている親は多い。
いつでも気軽にほっとできる場として開放したい。
街中に親子の笑い声が響くことを願っている」

今後は、赤ちゃん用のわらじ作りや、父親向けの講座なども企画し、
子育ての輪を広げる。

対象は、0歳から就学前の子どもとその親。
利用料は無料、初回のみ1年間の保険代として600円を支払う。
希望者は、きらりんきっず(0192・47・3908)。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100726_8

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