2010年8月4日水曜日

合衆市構想で意見交換 花巻・大迫

(岩手日報 7月28日)

花巻市は、市内を27コミュニティーの集合体に位置づける
合衆市構想について、コミュニティー役員との意見交換会を始めた。
参加者から、将来的に市職員が地域からいなくなる不安や、
コミュニティーの代表者と行政区長の役割分担など意見。

初日は、同市大迫町の3カ所のコミュニティーで開かれ、
内川目地区では、住民約15人と市から伊藤盛幸地域づくり課長らが出席。

合衆市構想は、市と各コミュニティーの協働による地域づくりの強化が
目的で、2011年度からスタート予定。
構想案で、住民側は、
▽常勤事務局員の配置によるコミュニティー会議(住民組織)の体制充実、
▽振興センター(行政機関)の庁舎の指定管理と証明書取り次ぎ―を担う。

行政は、
▽(仮称)合衆市条例を制定し、コミュニティー会議会長を
市の非常勤特別職の「地区長」に委嘱、
▽振興センターの市職員2人から1人体制への移行―を図る。

参加者から、「市は地域から人を引き揚げ、
(地域づくりを)地域に投げる不安がある」、
「地区長の責任が重くなる。行政区長との関係を明確にすべき」などの意見。

市は、8月5日まで全27コミュニティーで意見交換会を開き、
9月に同条例素案を作成する方針。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100728_9

0 件のコメント: