(読売 8月17日)
立方体の6面の色をそろえるパズル「ルービックキューブ」は、
どんな局面でも20手以内で完成できることを、
米独の科学者らが証明、30年にわたる研究の歴史に決着。
米オハイオ州のケント州立大学のモーリー・デビッドソン准教授(数学)ら
研究チームはまず、4325京(京は兆の1万倍)通りある
パズルの開始局面を、上下逆さまにすれば同じになる
局面などを除いて絞り込んだ。
同州のスーパーコンピューター研究所に、
大型コンピューターの使用を申請し却下されたものの、
米検索大手グーグルが、社内のコンピューターの空き時間を提供、
数週間にわたり全局面を計算。
その結果、各面の色がどんなにばらばらでも、
20手あれば必ず完成できることが分かった。
20手が必要な局面は、3億通りあると推定。
ルービックキューブは、1974年にハンガリーの建築学者が発明。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100817-OYT1T00501.htm
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