2010年8月28日土曜日

北海道大の研究グループ、がん攻撃細胞を活性化させるワクチン

(2010年8月18日 読売新聞)

北海道大遺伝子病制御研究所の西村孝司教授らの
研究グループは、がん細胞を「異物」と認識して攻撃する
免疫細胞を活性化させるワクチンで、
転移性のがんの病巣を消失させたり、縮小させたりする効果が
臨床試験で確認。
国際免疫学会で発表。

人は、「ヘルパーT細胞」という免疫細胞が指令を出し、
「キラーT細胞」と呼ばれる別の細胞が、
がん細胞を攻撃する免疫の仕組みを備えている。

西村教授らは、がん患者から採取したヘルパーT細胞、
キラーT細胞の一部を培養し、人工的に合成したワクチンを作った。

これを、がん患者に投与することで、両細胞の働きを高め、
免疫力そのものを強化するためで、北大と近畿大で
治療を受けているがん患者11人にワクチンを投与。

その結果、4人の患者でヘルパー、キラーとも、
細胞の活性化が確認できた。
乳がんが転移して、首の部分のリンパ節にできたがん細胞が
完全に消失したケースや、大腸がんの転移病巣の拡大を防ぐ
ケースなど、治療効果が認められるものも。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/8/18/124156/

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