(東海新報 8月18日)
住田町が、町民による地域づくり事業を支援する
「みんなでできる町づくり事業補助金」の交付先が、
このほど決まった。
菜種油を通じた地域活性化、住田の自然美を映像化して
発信する2事業で、取り組みは今後本格化。
同事業は、平成21年度を初年度とする3カ年継続事業。
分野は特に問わず、地域課題解決などに向けた
非営利の事業に対し、30万円を上限に事業費を補助。
本年度、5人以上の町民組織か拠点を町内に置き、
活動する団体を対象に申請を募っていた。
「花と香りの里恵山婦人部会」(小野ちか子代表)、
「すみた森の案内人ビデオカメラ部会」(菊池賢一代表)の2団体。
審査会は、町生活改善センターでこのほど開かれ、
両団体による事業内容説明を公募委員や
町産業振興課職員が点数評価。
その結果、新規応募の恵山婦人部会に満額の30万円、
継続事業である森の案内人ビデオカメラ部会には
11万2000円の交付が決まった。
恵山婦人部会は、「なたね油を学んでつくろう地域の輪事業」と銘打ち、
遊休農地対策として近年行っている菜の花栽培をもとに、
菜種油の特性を知る栄養教室や研究会開催、
手づくりおやつなどメニュー開発を展開する計画。
森の案内人ビデオカメラ部会は、
「すみたの自然の良さをDVDで紹介する事業」とし、
種山ケ原や五葉山麓など、町内の自然PRのためのDVD制作を計画。
これを活用し、種山と五葉への来訪者を、1200人程度増やしたい。
学校などにも贈り、環境保護意識高揚にもつなげていく。
町では本年度、今回に先立ちチェーンソーアートを通じた
地域活性化、住民レベルで町の情報発信を目指す
テレビ番組づくりの両事業への補助も採択、
今後の取り組み成果が期待。
http://www.tohkaishimpo.com/
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