(2010年8月13日 読売新聞)
生活習慣病予防のためのメタボ健診(特定健診)で、
食事や運動などの保健指導を受けた人は、
その後1年間で体重が2kg近く減るなどの効果。
日々の食事をメモや写真で記録してもらうなど、
熱心な指導をするほど、効果が大きくなる傾向、
今井博久・国立保健医療科学院疫学部長は、
「効果は予想以上。保健指導は積極的に受けてほしい」
調査は、2008年度に健診を受けた8都道府県の
国民健康保険加入者を対象に実施。
腹囲などが基準を超えて、保健指導の対象となった6万1000人のうち、
健診結果が判明後、保健指導を受けた1万2000人と、
受けなかった4万9000人で、
1年後の体重などの変化に違いがあるか調べた。
その結果、保健指導を受けた人の場合、
体重が男性で平均1・65kg、女性で平均1・79kg減少。
腹囲も、男性が2・01cm、女性は2・48cm減った。
指導を受けなかった人も、体重は健診後に減ったが、
減少幅は男性が0・49kg、女性は0・61kgだけ。
腹囲の減少は、男性が0・71cm、女性は0・96cmに。
保健指導で、血糖値や中性脂肪、血圧も改善した。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/8/13/123993/
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