2010年9月7日火曜日

林業体験に心弾ませ 31日まで生出地区に立教大の学生ら17人 陸前高田

(東海新報 8月27日)

立教大学に通う学生ら17人が、林業体験のため陸前高田市入り。
初日は市役所を表敬訪問、中里長門市長と懇談。
矢作町生出地区に、31日まで滞在しながら、
山林の下草刈りや間伐作業、炭焼きなどに挑戦。

この林業体験は、同大学の学生部が毎年企画、今年で8回目。
山里での生活を通して自分を見つめ直し、
今後の人生を考える機会にしてもらおうと行われている。

生出地区が、体験の場に選定されたのは、以前、大学関係者が
インターネットで「ホロタイの郷・炭の家」を知り、
炭焼き体験が目にとまったことが発端。
同市や生出地区コミュニティ推進協議会(佐々木英一会長)の
バックアップのもとで、体験事業が続けられている。

今年来高したのは、学生15人と随行者2人。
市役所では、同大学観光学部4年の神野かおりさん(21)が、
「山での作業や食事を楽しみに参加した。
思い出に残る体験にしたい。よろしくお願いします」とあいさつ。

中里市長は、「生出地区は、地域づくりを一生懸命行っている土地柄。
皆さんが来るのを楽しみに待っています。
暑い夏が続いていますが、ケガなどないよう過ごして下さい」

一行は、高田松原を訪れ、白砂青松の美しい景観を楽しみ、
体験場所となる生出地区のホロタイの郷「炭の家」へ移動。
いなか豆腐づくりに挑戦、佐々木会長の講話に耳を傾けた。

滞在期間中、学生たちは市有林の「立教の森」で、
下草刈り作業、農家での炭焼き体験、原台山登山、
山林の間伐作業に励む。

http://www.tohkaishimpo.com/

0 件のコメント: