2008年11月23日日曜日

沿岸観光巻き返し 陸中海岸魚彩王国

(岩手日報 11月20日)

陸中海岸魚彩王国実行委員会(会長・沢田克司宮古観光協会長)は
12月7日、宮古市臨港通の市魚市場で「大漁祭」を開催。

地震の風評被害で夏季が振るわなかった中、冬季の誘客を図ろうと初めて企画。
海産物特売など冬の味覚をPRするイベントを繰り広げる。
来年3月まで月1回、イベントを開催する予定で、冬の沿岸観光を盛り上げる。
大漁祭は、午前10時から午後2時半まで。

サケ、イクラなど海産物の即売のほか、大鍋やサケのチャンチャン焼きの振る舞い、
体験競り市などイベントを繰り広げる。

大食いタレントの三宅智子さんが、すしの大食いに挑戦。
周辺市町村の郷土芸能も上演する。
同実行委などは、集客に向けて同祭に合わせた宿泊パックのツアーや企画を
JR東日本を中心としたエージェントに依頼。

宮古市によると、県内で今年2回起きた大地震の風評被害で、
市内8施設の予約キャンセル数は6月15日から8月末までで、4487人。
市全体の宿泊施設では、さらに影響は広がる見通し。

沿岸部の自治体や観光協会など、25団体で構成する同実行委は、
来年1月にも市魚菜市場でイベントを実施。
2月には、宮古観光協会とタイアップした宮古毛ガニまつりを開催。
3月は、宮古駅前広場で催しを企画。
沢田会長は、「沿岸の冬の魅力をアピールして、誘客につなげたい」と抱負を語る。

http://www.iwate-np.co.jp/kanko/f2008/f0811/f200811201.htm

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