(朝日 2008年11月27日)
政府の宇宙開発戦略本部(本部長・麻生首相)の専門調査会は、
技術開発中心だった宇宙政策を「利用」重視に転換し、
国家戦略として総合的に取り組むべきだとする
宇宙基本計画の骨子を了承。
副本部長の河村官房長官は、「5年間で宇宙予算を倍増したい」
骨子の具体的な柱には、防衛利用の拡大、宇宙技術協力などを活用した
外交の推進、宇宙産業の競争力強化などをあげた。
官民共同開発が難航している中型のGXロケットは、
開発を継続することを了承。
防衛目的衛星の打ち上げを主に担う「安全保障ロケット」との位置づけや
技術的課題などを検討。
来年5月、策定予定の基本計画に先立つ来年度の重点施策として、
(1)次期気象衛星の着実な整備、
(2)計画中の災害監視衛星の利用目的拡大、
(3)宇宙利用を促進する新たなしくみ作り、なども決めた。
http://www.asahi.com/science/update/1127/TKY200811270227.html
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