(毎日新聞社 2008年11月29日)
医師を確保し、地域医療体制づくりを進めようと、
「県民みんなで支える岩手の地域医療推進会議」の設立全体会が開かれた。
会長の達増拓也知事は、「全国に先駆けた取り組み。
住民も、医療の担い手という意識を持つことが重要だ」と設立の趣旨。
全体会では、全国自治体病院協議会県支部長の
菅野千治・県立宮古病院長が医師の勤務状況を報告。
03年度46人だった同病院の医師数は、今年度34人まで減少。
夜間救急が軽症患者の対応に追われるなど、
医師1人の負担が大きいことが背景だとして、
「地域で医師を守る機運が必要だ」と訴えた。
同会議は、県が主体となって県内83団体・企業が参加。
今後約2年半、リーフレット作成など啓発活動を行い、
症状や医療機関の役割分担に応じた受診などを
県民に求めていく方針が確認。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=83880
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