奥州市水沢区黒石町の正法寺(伊藤大鑑住職)は、
六月の特別法要を前に、本堂前に高さ約13メートルの大角塔婆を建立。
角塔婆は、一辺約40センチの柱状。
境内にある樹齢約三百年のスギを伐採、加工し、
伊藤住職(78)が三日がかりで経文などを墨書。
角塔婆はクレーンでつり上げ、作業員五人と作務衣姿の僧たちが、
日本最大のかやぶき屋根で知られる本堂前に据え付けた。
角塔婆は、寺の開山(創始)者である無底良韶大和尚の
六百五十回忌法要と、伊藤住職の住職就任を記念した
晋山式を前に建てた。
伊藤住職は、「法要と角塔婆を通じて、世の中の平安を祈りたい」
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