(毎日 4月2日)
細胞内の脂肪を分解する新しい仕組みを日米の研究チームが発見、
1日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表。
たんぱく質分解のときに起きる「オートファジー」(自食作用)という仕組みが、
脂肪分解にも寄与しているのが分かった。
肥満治療薬の開発に役立つ可能性。
オートファジーは、飢餓状態になった生物は、細胞内のたんぱく質を
膜で包んでアミノ酸に分解し、エネルギーを得たりする仕組み。
研究チームが、マウスの肝細胞を観察したところ、
飢餓状態になると、膜が現れて細胞内の脂肪を包み込み、
リソソームという小器官が結合して分解するのを発見。
脂肪の周りには、オートファジーに不可欠なたんぱく質が存在。
http://mainichi.jp/select/science/news/20090402k0000m040116000c.html
0 件のコメント:
コメントを投稿