2009年4月6日月曜日

「青少年期の体力、女性の長寿に関係」お茶の水女子大調査

(読売 3月28日)

学生時代に体力がある女性ほど長生きする傾向にあることが、
お茶の水女子大の曽根博仁准教授らの調査でわかった。

近年、子供の体力低下が指摘されて、
「長寿の秘訣は若い頃にあり」とする結果は注目。
科学誌エピデミオロジー5月号に掲載。

研究チームは、同大付属高校で1943年に女子生徒519人が行った
1000メートル走や木棒投げなどの体力テストのデータを活用。
同窓会の協力で、所在がわかった510人を追跡調査。

その結果、体力テストで上位から半数の生存率は、50歳で97%、
下位の半数は95%と差は小さかった。
70歳を過ぎると、両グループの差は徐々に広がり、
上位の生存率は80歳で89%、下位は82%。

分析を担当した佐藤睦美・同大研究員は、
「70歳以降の差は、青少年期の体力が生活習慣病の発症に影響し、
寿命につながったのではないか」

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090328-OYT1T00262.htm

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