2009年4月27日月曜日

大船渡市在住作家による小説『虹色ほたる』、劇場公開用アニメ作品に

(東海新報 4月26日)

大船渡市在住の作家によるファンタジー小説
『虹色ほたる~永遠の夏休み~』が、劇場公開用アニメ作品になる?

業界最大級のアニメイベントで製作開始が明かされ、
現在少しずつプロジェクトが進行。
公開時期や上映館数などは未定で、「映画化決定」と謳えるまでには
まだかかるものの、著者の執筆当時からの夢であった
映像化実現がすぐそこに迫っている。

『虹色ほたる』のアニメ映画化については、
「東京国際アニメフェア(通称TAF)2009」で製作発表。
同作は、同市大船渡町にある宝飾と時計の店「時光堂」で店長を務める
川口雅幸さん(37)の初出版物。
交通事故で父親をなくした小学六年生の少年が、
夏休みに30年以上前のとある村へタイムトリップするというストーリー。

誰の心にもあるノスタルジーを揺さぶる作品として話題を呼び、
発行部数は発売から2年弱で6万部、第9刷を突破。
新人作家としては驚異的な売り上げとロングセラーを記録、
紡ぎ出される情景の美しさから、ファンの間でも映像化が期待。

アニメ製作は、東映アニメーション㈱が担当。
『ドラゴンボール』、『SLAMDUNK』、『プリキュア』シリーズ、
『ゲゲゲの鬼太郎』など、人気作品のアニメ化を数多く手がけてきた。

TAFの同社ブースには、『虹色ほたる』コーナーが設置、
期間中は終日、数分ほどのプロモーション映像も上映。
累計入場者数が13万人にのぼった日本最大のアニメ見本市の会場で、
同作は多くの人々から注目。

「小説というよりは、映画の脚本のような気持ちで書いた」と、
映画化は川口さんが執筆段階から、口にしてきた最終目標。
プロモーション映像は自宅で見、「物語が自分の手を離れ、
実際に動いているのを見るとさすがに感慨深かった。
絵柄にも素朴な魅力があり、原作の雰囲気とよく合っていると思う」

発行元である㈱アルファポリスの梶本雄介代表は、
「当初は児童書として売り出したが、子どもはもちろん、
大人の方からの反響が非常に大きい」、
目の肥えた書店員からも、絶大な支持を集める同作。

書店員の一人が立ち上げ、〝虹ほた〟映像化を応援する人たちが
支えている「虹色ほたるサポーターズクラブ」というファンサイト(http://nijiirohotaru.blog118.fc2.com/)も存在。

クラブには誰でも参加でき、川口さん自身も情報発信やコメントを残す。
サイトは、「絶対映画で見たい」などの声でいっぱい。
今回の吉報にも、続々と反応が寄せられている。

川口さんは、「すでに自分だけの作品じゃないという気持ち。
映像化の夢は必ず叶うと思いながら言い続けてきたので、
『信じられない』というよりは『とうとうここまで来たな』と、
自分もファンの方々も感じている。
映画化が本決まりになることを願うばかりです」

http://www.tohkaishimpo.com/

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