2009年4月30日木曜日

街なか観光拠点整備へ 盛岡に「街かど博物館」

(岩手日報 4月27日)

盛岡市の民間業者らは、同市肴町に建設するマンションの一階に、
盛岡商人の歴史を伝える「街かど博物館」を、2011年春をめどに整備。
市の中心市街地活性化基本計画に基づく事業で、
民間組織で初めて国の補助事業を受けた。
市内の名所を案内する観光ガイドを配置し、歴史ある盛岡のまちを紹介。

「まちの駅」として位置付け、街なか観光の魅力創出につなげる。
「街かど博物館」では、江戸時代からの盛岡商人の歴史を
パネルや映像で紹介。
隣接して新設する立体駐車場と接続させる。

物品販売や観光案内所も設置、歴史や名所を紹介する「観光案内人」も置く。
商店街情報も発信し、買い物カート、ベビーカー、車いすも貸し出す。
「街かど博物館」の事業費は約4億円で、約2億円が国の補助。

事業を進めるのは、地権者らで組織する
盛岡肴町にぎわい推進協議会(北田泰会長)。
14階建てマンション(10年12月完成)と五層の立体駐車場(9月開業)を建設。

対象区域は、岩手酒類卸(鈴木宏延社長)と宮城開発(宮城政章社長)が
所有する、もりおか啄木・賢治青春館の斜め向かいの駐車場。
博物館は、敷地北側に建設するマンション一階に入る。

同推進協議会は、岩手酒類卸、肴町商店街振興組合(豊岡卓司理事長)、
住宅分譲業の宮城開発、ビル管理などを行う寿広(北田泰社長)で組織。
同協議会事務局の千田誠治さんは、
「ハードとソフトを融合した事業で、地域活性化を目指す」

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090427_8

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