(岩手日報 4月28日)
2016年開催予定の岩手国体の会場地を検討する
国体県準備委員会総務企画専門委員会
(委員長・佐々木正春県体育協会理事長、委員19人)が開催。
焦点となっている開閉会式会場について、事務局の県国体推進課は、
県営運動公園陸上競技場を第一種公認に改修した場合でも
「開催は難しい」との意向を示した。
事務局は選手、観客ら約3万3000人の参加を予想し、
県営運動公園と北上総合運動公園の両施設で行った場合の
二つのパターンを説明。
県営に一種公認競技場を新設し、隣接してサブトラックを整備した場合、
▽正面ゲート前のスペースが減少し、総合案内や
手荷物検査ゲートの設置が困難
▽通路が少なく、約6500人の選手団と4000人の式典演技者や
観客が一カ所に集中する
▽民家や商業施設が集中する周辺の道路が移動や横断で渋滞する
―などの難点を挙げた。
北上は、
▽スペースに余裕があり、選手団と他の参加者が交わらずに移動可能
▽周辺は工業団地で、交通への影響が少ない
―などの利点を説明し、
「(盛岡の)県営での実施には相当な工夫が必要」
委員から、「北上開催が圧倒的に条件がいい。
覆すほどのメリットがあるのか、盛岡側に聞きたい」
(川口真委員=県広聴広報課総括課長)、
「競技団体の意見を聞く時間を取るべき」
(岩野光進委員=県市長会事務局長)などの意見が出、
次回会議で開閉会式会場の最終方針を固め、
国体準備委員会常任委員会に答申。
県国体推進課の八重樫典彦総括課長は、
「盛岡で開閉会式を行った1970年大会時は、
周辺に更地が多く、交通量も少なかった。
今、実施するのは苦労するだろう」
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090428_6
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