(CNN 5月1日)
音楽を聴いてリズムを取り、踊る能力があるのは
人間だけではなく、鳥類にも見られるとする研究結果を、
米国の研究者2人が別々に専門誌に発表。
インターネットの動画投稿サイトに寄せられた、
ペットのオウムが音楽に合わせて踊るビデオを分析した結果。
ハーバード大学のアデナ・シャッハナーさんは、
動画投稿サイトのユーチューブに掲載された、動物が踊るビデオ
1000本以上を調査。
オウム14種とゾウが、拍子を取っていたことを確認。
ユーチューブに2007年に掲載、219万回以上も再生されている
オウム「スノーボール」が、バックストリート・ボーイズのヒット曲
「エヴリバディ」に合わせて踊るビデオについて、
コマ送りで動きと音楽の相関性を調査。
スノーボールは、音楽を聴きながら頭を振り、足を上げてリズムを
取っているが、その動きが偶然ではなく、音楽を聴いて反応している。
シャッハナーさんの研究グループは、
別のオウム「アレックス」についても調べた。
アレックスは、ドラムとベースの音に合わせて頭を振っていた。
サンディエゴの神経科学研究センターのアニルド・パテルも、
シャッハナーさんとは別に、スノーボールについて調べ、
スノーボールがリズムに合わせて踊り、
それを表現する能力があると結論。
音楽を聴くという能力は、聞いた音を真似ることが出来る能力と
関係があるのではないかと推測、
「発生学習」が出来るとされている別種の動物についても、
同様の能力がある可能性がある。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200905010029.html
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