2009年5月9日土曜日

鳥類にも「音楽を聴いて踊る」能力ありと、米研究

(CNN 5月1日)

音楽を聴いてリズムを取り、踊る能力があるのは
人間だけではなく、鳥類にも見られるとする研究結果を、
米国の研究者2人が別々に専門誌に発表。
インターネットの動画投稿サイトに寄せられた、
ペットのオウムが音楽に合わせて踊るビデオを分析した結果。

ハーバード大学のアデナ・シャッハナーさんは、
動画投稿サイトのユーチューブに掲載された、動物が踊るビデオ
1000本以上を調査。
オウム14種とゾウが、拍子を取っていたことを確認。

ユーチューブに2007年に掲載、219万回以上も再生されている
オウム「スノーボール」が、バックストリート・ボーイズのヒット曲
「エヴリバディ」に合わせて踊るビデオについて、
コマ送りで動きと音楽の相関性を調査。

スノーボールは、音楽を聴きながら頭を振り、足を上げてリズムを
取っているが、その動きが偶然ではなく、音楽を聴いて反応している。

シャッハナーさんの研究グループは、
別のオウム「アレックス」についても調べた。
アレックスは、ドラムとベースの音に合わせて頭を振っていた。

サンディエゴの神経科学研究センターのアニルド・パテルも、
シャッハナーさんとは別に、スノーボールについて調べ、
スノーボールがリズムに合わせて踊り、
それを表現する能力があると結論。

音楽を聴くという能力は、聞いた音を真似ることが出来る能力と
関係があるのではないかと推測、
「発生学習」が出来るとされている別種の動物についても、
同様の能力がある可能性がある。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200905010029.html

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