2009年5月8日金曜日

「肥満は地球環境に優しくない」 英研究チームが試算

(CNN 4月21日)

スリムな体型を維持すれば、地球温暖化を食い止める一助にもなる、
という研究結果を、英ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院
(LSHTM)の研究チームがまとめた。

研究では、肥満の指標となるBMI(体格指数)分布について、
英国の1970年代の統計と2010年の予想値を比較。
肥満の人が人口に占める割合は、1970年代の3.5%から、
2010年には40%に増えると予想。

肥満人口が40%を占める状況で、必要な食物エネルギーは、
3.5%が肥満の場合に比べて19%多くなる。
食物消費量が19%増えれば、
地球温暖化ガスの排出量は2億7000万トン増える計算。

世界で肥満の大人は約3億人、太りすぎの大人は10億人、
中国、欧州、米国などの各国でBMIの値は上昇。

体重が重い人が動くためには、それだけ多くのエネルギーが必要になり、
輸送のための燃料もかさみ、温室効果ガスの排出量が
それだけ増えると、研究チームは指摘。

LSHTMのフィル・エドワーズ講師は、
「自分のためにも地球のためにも、スリムな体型を維持した方がいい」

http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200904210021.html

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