(2009年4月28日 WebMD)
笑いは、糖尿病患者の心臓に非常に良い効果をもたらす
可能性があることが、新しい試験で明らか。
この試験は、ロマリンダ大学のLee Berkと
オーク・クレスト・ヘルスリサーチインスティチュート
(カリフォルニア州ロマリンダ)のStanley Tanによるもの。
血圧(高血圧症)、コレステロール値(高脂血症)が高い
ハイリスク2型糖尿病患者20例を対象として試験を実施。
すべての患者に通常の治療が行われた。
患者の半数に笑えるビデオを選び、1日に30分以上見るよう指示。
「もっと見たいと思えば見てよいこととした」
患者はTV番組や映画など、自分が笑えると思うものを
好きなように選んだ。
「患者にとって、何が「おかしい」かを検討する必要はなく、
また可能ではなかった」
これらの群を笑い群とし、それ以外の患者を対照群とした。
1年間の試験中、2カ月毎に患者の血液検査が実施。
2カ月後、笑い群の患者では対照群の患者よりも
HDL(「善玉」)コレステロール値が改善。
4カ月後、笑い群ではいくつかの炎症物質の血中濃度が低下。
このパターンは、心血管系疾患リスクの低下を意味すると、
Berk博士とTan博士は指摘。
Experimental Biology 2009の一環、米国生理学会年次総会で発表。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/4/28/96232/
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