(朝日 2009年9月9日)
パナソニックの社内ベンチャー「アクティブリンク」(京都府)は、
100キロの建築資材を1人で運べる強化服「パワーローダー」の、
機械的な組み立てをほぼ完成。
2015年に現場試験を行い、完成を目指す。
高さ約150センチ、重さ約230キロ。
人間の手足の動く向きと圧力を感知して、
モーターで大きな力を出す。
アクティブリンクは、介護用の強化服など人間の力を
補助、強化する装置を研究。
パワーローダーは、03年ごろから開発を始めた。
パワーローダーの名称は、SF映画「エイリアン2」に
運搬作業用機械として登場する。
主人公がエイリアンの女王と戦うのに使われ、有名に。
アクティブリンクの城垣内剛取締役は、
「ローダーは荷を積む人の意味。映画の動きを意識して開発中」
建築現場でも高齢化が進み、部材を細分化して
小型軽量化しなければならなくなっている。
重い資材を1人で運べれば、建設費も節約できる。
今後、動力や制御ソフトなどの改良を進める。
価格の目標は量産化で、1機3千万円。
http://www.asahi.com/science/update/0908/OSK200909080001.html
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