(CNN 9月3日)
「学校で、言葉によるいじめを受けた生徒は、
成績が上がりにくくなる」という研究報告を、
米イリノイ大学の研究者がまとめ、校内暴力の専門誌に発表。
米国でこうした調査が実施されたのは初めて。
米教育省の記録から抽出した全米の高校約650校の
2年生約1万人を対象にアンケート。
その結果、約5人に1人が、
「学校で同級生から言葉によるいじめを受けることがある」と答えた。
いじめを受けると、できる生徒でも成績が上がりにくくなり、
遅れがちの生徒は一層ついていけなくなる。
男子生徒の方が、女子生徒よりも言葉のいじめを受けやすく、
特に私立校でその傾向が強いことが判明。
人種別にみると、自分はできる方だと考えている
アフリカ系米国人の生徒ほど、
言葉によるいじめを受けやすい。
イリノイ大学のクリスティ・ジェラス助教授は、
「肉体的いじめには、これまで重点的な取り組みが行われてきたが、
今回の調査で判明した実態を受けて、
学校側は、言葉のいじめについても対応に乗り出す必要がある」
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200909030025.html
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